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メタボの原因と効果的な食事

   

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(c)フリーメディカルイラスト図鑑

メタボとは

 

メタボとはメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)といって

内臓脂肪型肥満に高血糖高血圧脂質異常症のうち2つ以上を合併

した状態をいい、動脈硬化と深くかかわっています。

 

日本人の「3大死因」は第1位「悪性新生物」、第2位「心臓病(心臓疾患)」、

第3位「脳卒中(脳血管疾患)」と言う事ですが、2位、3位は血管系の疾患

となり、これらの原因には動脈硬化が直接・間接の影響をしています。

 

ちょっと古い統計になりますが、厚生労働省の平成18年国民健康・栄養

調査で、40~74歳の人で、男性は2人に1人、女性は5人に1人がメタボの

該当者又は予備軍と言う結果が出ており、該当者960万人、予備軍980万人の

実に合わせて1940万人が対象者と言う事です。

 

動脈硬化は症状がほとんどなく、じわじわと進行していき、やがて

血栓が出来て、その血栓が心臓に飛ぶと、虚血性心疾患(狭心症や

心筋梗塞)に陥り、多いのが頸動脈に発生した血栓が脳に飛ぶと

脳梗塞となり、いずれも命にかかわることになります。

 

また、メタボの疾患で高血圧は、これも自覚症状があまりありませんが

脳血管障害(脳溢血)を引き起こし命を脅かします。

 

 

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メタボの診察基準

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(c)フリーメディカルイラスト図鑑
メタボリックシンドロームの診断基準ですが、日本では男性の腹囲が

85㎝以上、女性で90㎝以上BMIが25以上でかつ

上の血圧130以上下の血圧が85mmHg以上。

中性脂肪150mg/dL以上またはHDLc(善玉コレステロール)が40mg/dL未満

空腹時の血糖110mg/dL以上

の3項目の中で2項目以上が該当することです。

 

大体の目安ですが、上のイラストの内臓脂肪(柿色)の面積が100平方センチ

以上になっていることです。

 

 

メタボの効果的な食事

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まず、内臓肥満を解消することが重要ですが、ダイエットを

することになります。

 

ダイエットの方法は、いろいろとありますが、有酸素運動

取り入れたダイエット法を実践されることをお勧めします。

 

今回は、メタボリックシンドロームの要素となっている、動脈硬化

改善できる可能性について取り上げました。

 

それはアディポネクチンと言うホルモンなのですが、このホルモンは

マクロファージが取り込んで血管が動脈硬化になっているものを

傷ついた血管を修復したり、マクロファージの血管取り付きや

悪玉コレステロールを過剰に取り込むのを抑制する働きがあります。

さらにインスリンの分泌を節約する働きもあって糖尿病の改善にも

役立つようです。

 

なお、このアディポネクチンは脂肪細胞から分泌されるのですが、

脂肪細胞が大きくなると(肥満)分泌が悪くなります。

 

そこで、アディポネクチンを出すために効果的な食べ物と言う

ことになりますが、以下のものに効果があります。

 

緑黄野菜(内臓脂肪も減らします)。

αリノレン酸・EPA・DHA等を含む青魚・エゴマ・・アマニユ

肝臓の機能を高める酢と大豆製品

豚肉・しじみ・たこ・緑茶

杜仲茶(1日10gをめどに濃く煮だして飲みます)

 

 

大学と共同実験をしたハウス食品の1日3粒で試験の時の有効成分の

量が取れ、血管が若返る優れものです。

天然効果タマネギの力

 

 

 

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