干し芋と干し芋の作り方
干し芋とは
干し芋とは、文字通りさつまいもを蒸して、板状とか棒状又は
1本そのまま干したものです。
この干し芋は干してカラカラにはなっていないので、適度に
水分があり、そのままかじって食べても、さつまいも本来の
甘さが乾燥することで、強くなっていますので美味しく頂けます。
さらに火であぶって食べると、柔らかさが増して食べやすく
なりますが、少し焦がすと香ばしさが出ます。
スーパーなどで干し芋が売られていますが、中には白い粉状の
物が噴いている場合がありますが、あれは乾燥時に糖分が表面で
結晶したもので、何ら問題はありません。
干し芋は、食物繊維が多く整腸作用があり、ビタミンB1やビタミンC
も多く含んでいますが、カリウムの含量も多いので、高血圧の
予防効果も期待できます。
なお、日本の干し芋の8割以上が茨城県で作られています。
干し芋の作り方
干し芋を作る
○芋は、さつまいもを作りたい分用意します。
○さつまいもを綺麗に水洗いします。
○上の動画では圧力鍋を使って、圧力鍋に目皿を置き蒸かし布を敷き
水300㏄とさつまいもを入れて火にかけます。
○圧が掛かってから10分程度経過して減圧します。
○ちょっと熱いですが、手でさつまいもの皮をはぎます。
○皮を取ったさつまいもを1㎝幅程度で切ります。
○切ったものを天日干しにしますが、干物を干す網に入れれば便利です。
○大体1週間で完成ですが、芋の厚みで日数は調整します。
なお、圧力鍋や蒸かし器やせいろなどで蒸すのが正解ですが、ゆでると
でんぷん質の糊化がすすまないので、干すと固くなります。