門戸厄神で厄除け
2016/07/03
門戸厄神とは
門戸厄神は兵庫県西宮市門戸西町にあるお寺で高野山真言宗別格本山で
正式な名前は松泰山東光寺と言いますが門戸厄神とか門戸厄神東光寺
と言っています。
ここは「西国薬師霊場第20番」「摂津国八十八箇所第76番」の札所に
なっており巡礼でも有名なところです。
厄年の人が厄払いをしてあらゆる災厄を打ち払うという厄神明王が有名で
さらに、近畿地方では数えで13歳の子どもが厄除けと学業成就を願って
虚空蔵菩薩に詣でる十三詣もしています。
この寺の謂れは、嵯峨天皇の41歳の厄年にあたる天長6年(829年)に、
空海(弘法大師)により厄除祈願が行われました。
その時嵯峨天皇は愛染明王と不動明王が一体となって厄神明王となり
あらゆる厄を打ち払うという霊感を得、空海に祈願を命じ事のようです。
厄神明王像(両頭愛染明王像)が本尊で、成り立ちからあらゆる厄を
払うと言う事で、現在の厄神さんとして続いているのです。
毎月19日は厄神明王様の縁日となっていますが、新年の縁日は特別で
毎年1月18日よ19日2日間で厄除け大祭が行われ数十万人の参拝客で
にぎわいます。
ここは厄払い以外にも星祭りと言って節分に真言・天台の密教寺院で
されている個々人の本命星を供養してお札をいただき、一年の除災招福を
願う法要があります。
上にも書きましたが、子供が数え年の13歳になった時にここの虚空菩薩に
お参りをして知恵授けや厄落としや開運出世を願う十三詣でも人々が
行きます。
また、11月19日の縁日では、人形に込められた人々の想いをお祓いし、
人形の魂にお別れするための人形供養の法要があります。
ここ門戸厄神のご利益は厄除けや無病息災などの祈願にご利益があると
されていますので初詣にも良いかも。
所在:兵庫県西宮市門戸西町2-26
アクセス
阪急今津線・門戸厄神駅下車、 北西へ約700m。
なお、厄除けや方位除けには祈願料が必要となります。
厄除け祈願は午前9~午後4時まで受け付けをしています。
厄除けの祈願料は1万円です。
なお参考までに、2016年の厄年の方は以下です。
2016年(平成28年)
●女性の厄年19歳 | ●男性の厄年25歳 | ||
前厄18歳 | 平成11年生まれ | 前厄24歳 | 平成5年生まれ |
本厄19歳 | 平成10年生まれ | 本厄25歳 | 平成4年生まれ |
後厄20歳 | 平成9年生まれ | 後厄26歳 | 平成3年生まれ |
●女性の大厄33歳 | ●男性の大厄42歳 | ||
前厄32歳 | 昭和60年生まれ | 前厄41歳 | 昭和51年生まれ |
本厄33歳 | 昭和59年生まれ | 本厄42歳 | 昭和50年生まれ |
後厄38歳 | 昭和58年生まれ | 後厄43歳 | 昭和49年生まれ |
●女性の厄年61歳 | ●男性の厄年61歳 | ||
前厄60歳 | 昭和32年生まれ | 前厄60歳 | 昭和32年生まれ |
本厄61歳 | 昭和31年生まれ | 本厄61歳 | 昭和31年生まれ |
後厄62歳 | 昭和30年生まれ | 後厄62歳 | 昭和30年生まれ |