太刀魚釣り!テンヤ仕掛けとは?旬はいつ?
水族館の太刀魚
太刀魚とその旬
太刀魚とは学問的にはスズキ目サバ亜目タチウオ科という
ことで、サバの仲間のようですが、姿かたちを見ると、
とても青魚の仲間には見えませんね。
太刀魚は魚長が2メートル程度になりますが、からだの幅は
5センチ程度という薄さで、鋭い歯を持っています。
太刀魚はこの鋭い歯で小魚を捕食していますが、イカやタコ
なども食べることがあります。
しかし、貝や硬い殻があるエビなどは食べないとされて、
漁師たちによると太刀魚は歯を大事にする生き物という
ことになっています。
この鋭い歯は人間の皮膚も簡単に切り裂くため、漁
や釣りをする場合には、手袋をすることをお勧めします。
太刀魚は鱗を持たず、その代り太刀魚の特徴である銀色の
層をを持っていてその成分はグアニンというものです。
太刀魚の名前の由来ですが、やはりその形がや色が太刀
に似ているからその名前がついたという説がもっともらしい
と思います。
この太刀魚ですが、白身の魚になり、焼き魚にしてもよし
煮魚にしてもよし、刺身も歯ごたえがあり美味しいものです。
さて、太刀魚の旬と言う事ですが、夏から秋にかけてとのこと
ですが、釣り人にとっては、数があがる11月ぐらいが旬と
考えている人が多いのではないでしょうか?
太刀魚のテンヤ仕掛け
太刀魚という魚の習性は、大体深さ400m~表層にいて
成魚は夜間には深いところに潜んでいますが、明るくなると
上に上がってきて、朝夕のお食事時には海面付近で餌を群れて
摂るという行動をしています。
このような習性があるので、釣りをする場合のポイントは
時間によりだいぶ変わってきます。
さて、テンヤ仕掛けですが、用意する物は以下です。
○リール付き竿で、リールは軽めで、竿は先調子のものです。
○テンヤは餌を通し刺しできるタイプのものです。
○ケミカルライト(ケミホタル) 70㎜前後のもの。
○道糸
餌ですが、上記の動画ではきびなごを使っていましたが、
聞くところによると、きびなごの場合2回ぐらいしか持たない
ので、ドジョウが結構強く長持ちするのでおススメです。
太刀魚のテンヤ仕掛けの餌の付け方は、動画にあるように、
2か所針を通して、針金でぐるぐる巻きにしてセットします。
釣り方は、ポイントの深さに届いたら、ゆっくり引くことです。
なお、上下に大きくゆすることも効果がありますのでお試しください。
なお、太刀魚はケミカルライトが無いと食いつかないので、
必ず持参する必要があります。
なお、この釣り方はルアー釣りと同じやり方ですが、ルアー
は疑似餌で太刀魚の食いつきは悪いそうです。
なお、太刀魚は11月前後が一番釣れると言う事です。
太刀魚の浮き仕掛け
太刀魚の浮き仕掛け作成中
上記のテンヤ仕掛けは主に釣り船を利用するときの仕掛け
になりますが、浮き仕掛けは、釣り船以外にも岸壁釣にも
使えますので、まずこれをマスターした方が良いかも。
さて、テンヤ仕掛けですが、用意する物は以下です。
○ハリス ワイヤー#40~#50
○リール付き竿で、リールは軽めで、竿は先調子のものです。
○針は太刀魚用5号程度。
○浮きは発砲浮きでケミホタルが付けられるものか、電気浮きを使用します。
○錘は両端にヨリモドシが付いているナツメ型の錘を使用し、浮きの浮力に
合わせた号数を使用します。
○ケミカルライト(ケミホタル)50㎜前後のもの2つ。
○道糸
細かいものは太刀魚用浮きやワイヤーなどのセットで揃いますので
こういうものを利用しましょう。
セット方法は取説と上の動画を参考にしてください。
エサはきびなごが食いがいいのでおすすめですが、弱いのでアジ
も用意した方が良いです。
この2つで食いのいい方で勝負です。