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正月のかるたとかるたのルール(小倉百人一首も含む)

   

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かるたとは

 

かるたとは主に正月に子供たちが遊ぶカート取ゲームで、ルールは

後で説明しますが、そのカードをたくさん取れた人が勝となります。

 

このかるたと言う言葉は、トランプや手紙、紙板状のものなどを

あらわす、ポルトガル語からきています

 

かるたとはもともとトランプなどのカードゲームを指していますが、

日本では、いわゆるかるた花札をかるたと言っていたようです。

 

語源はポルトガル語ですが、日本のかるたの前身は、平安時代に貴族

等で行われていた、ハマグリの貝を使った貝合わせの遊びでありました。

 

この遊びが綿々と続いていましたが、西洋のカードゲームが合わさって

元禄時代ごろに、現代のようなかるたが出来上がったと言う事です。

 

お正月に遊ぶいわゆるかるたでは、あいうえおの46文字に合わせて、

46組の読み札と絵札がセットになっていて、いろはかるたと言います。

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文字札とは取札の絵札の内容を上のイラストのようにたとえば「いぬも

歩けば棒にあたる」のような文字が書いてあります。

 

一方絵札は、上のイラストのように読み札に合わせて絵が描かれていて

この絵札を取って枚数を競います。

 

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日本各地で、読み札の内容が異なっていて、江戸かるた、京都かるた、

大坂かるた、上方かるた、尾張かるたなど郷土かるたとして残っています。

 

ちなみに江戸かるたでいろはにほは「犬も歩けば棒に当たる」「 論より証拠 」

「花より団子」「憎まれっ子世にはばかる」「骨折り損のくたびれ儲け」

となります。

 

一方上方かるたでは「一寸先は闇」「 論語読みの論語知らず 」「針の穴から

天覗く」「二階から目薬」「仏の顔も三度」となりかなり違ったものに

なっています。

 

なお小倉百人一首もかるたになって100組となっています。

 

 

かるたのルール

競技かるた

 

かるたのルールですが、お正月に遊ばれるかるたと小倉百人一首の短歌で

する、競技かるたでは、そのルールが異なります。

 

お正月のかるたのルール

 

 取札(絵札)を畳など床に46枚ばらばらに並べます。

 読み手(親などが多い)が文字札に書かれてある文字を読みます。

 読み手以外のゲーム参加者は該当の札を早く探しだし、札を取るか押さえる。

 この事を、読み札が無くなるまで繰り返します。

 読み札が無くなった時に一番多く絵札を持っているものが勝となります。

 

競技かるた(小倉百人一首)のルール

 

競技カルタは小倉百人一首を素材にして、読み札には上の句が書かれてあって、

取札には小倉百人一首の下の句が書かれています。

 

競技者はお正月のかるたのように読み札の1文字目を目安で札を取るのではなく、

上の句に応じた下の句の札を素早く見つけることになるので、小倉百人一首を

すべて暗記しておかなければなりません

 

それからお正月のかるた取では、参加者全員でかるた取をしますが、競技かるた

では、読み手1人で取る人は1対1で対戦します。

 

次に競技かるたのルールです

 100枚の取札から、各々25枚づつ自分の陣地に3段で並べます。

 すべて並び終わったら、15分間で50枚すべて記憶します。

 15分たったらいよいよ対戦開始です。

 読み手がまず関係ない歌を読み続いて上の句を読みます。

 100枚のうち50枚が陣地にありますが残り50は場に札が無いので、ミスタッチ
をしないように気を付けなければいけません(読み手は100全部読む)

 正月のかるたと同じで先に取ったほうのポイントになります。

 取った取札が自陣地だった場合は、自分の方の取札を敵陣地へ1枚
送ることができます。

 ミスタッチをお手付きと言い、取札を1枚ミスタッチ側に1枚送れます。

 このようにして、早く自陣地の取札が無くなると勝ちです。

 

なお、対戦をテレビニュースなどで見ていると、数枚の取札をバンと

飛ばすようなことがありますが、自陣地に読み札に対応する札がある場合

その近辺の札をまとめて飛ばしてもお手付きなどにはならず、正当な

やり方なのです。

 

 

 

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