真牡蠣と岩牡蠣の違いとは
真牡蠣と岩牡蠣の違いとは
牡蠣の好きな人は多いようですが、冬場に食べる牡蠣は真牡蠣で
夏場に美味しく食べる牡蠣が岩牡蠣になります。
元来牡蠣はer(イーアール)のつく月は牡蠣(オイスター)がうまい
とヨーロッパで言われていますが、秋から春の先まで牡蠣は美味しく
なります。
それは、牡蠣の身にグリコーゲンと言う成分が沢山ためられるため
おいしくなると言うものです。
この牡蠣は産卵に向けて内臓が精巣と卵巣が非常に大きくなり
産卵を迎えることになり、人間にとっては食用に向かなくなります。
牡蠣は夏場に産卵すると言う習性があり、特に真牡蠣は大体7月ごろに
一斉に産卵しますが、岩牡蠣については7月~11月ごろに掛けて
産卵しますので、岩牡蠣は春から夏にかけてもおいしく食べられる
可能性が高い牡蠣と言う事になります。
真牡蠣と岩牡蠣はともに真牡蠣属という属にあり、同じ仲間ですが、
岩牡蠣は主に岩に生着して育ちますが、真牡蠣は主に養殖が多く、
ホタテの殻に生着して育ちます。
ただ、牡蠣は、ハマグリやあさりのような決まった貝殻の形と言う
物はなく、生着したものによって、その形が変形しますので、特に
岩牡蠣などの天然ものの形は、そろわないと言う事があります。
牡蠣の美味しい食べ方は、好きな人は生で、レモン汁をかけて食べる
のが良いみたいですが、そのほかでもカキフライ、網焼き、牡蠣天ぷら
牡蠣の土手鍋、かきめし、牡蠣鍋、牡蠣カレー、牡蠣のお好み焼き
など多種類があります。