話題のカテキンの効果的摂取で認知症やガン予防
認知症やガンといったことは、今や日常的に聞くようになりました。
ガンは男女とも近年死亡原因の第一位となっていますし、
認知症について言えば最近の統計では軽度認知障害も含めると
およそ８００万人もいて６５歳以上の４人に１人となるとのことです。
年を取っていくのは自然なことで生活習慣などで、からだの中に
「ガタ」が出てくるのは仕方がないことです。
でも、ほっておくとこの多くの人が罹患するガンや認知症を
予防することができるうれしいものがあったのです。
それはＮＨＫのためしてガッテンでも何回か取り上げられている
「お茶」なのです。
（写真はお茶をパウダー状にするする器具）
番組の情報では、がんによる死亡率が日本一低く、
高齢者の医療費も全国平均と比べて２０パーセント以上も低い
地域が静岡県の掛川市だったそうです。
また、人口１０万人以上の市や区のがん死亡率ランキングで
率が低い地域は静岡県の藤枝市や磐田市、埼玉県所沢市、
鹿児島県の鹿屋市などがランクインしているのですが、
いずれもお茶の産地なのです。
特に掛川市では、心疾患で亡くなる方が１５パーセントほど、
脳血管疾患で亡くなる方が３０パーセント近く低く長寿獲得コストは、
全国平均を１とした場合、０．７５と圧倒的に低いそうです。
これは「お茶」の成分で
カテキンの作用なのだそうですが、お茶には善玉菌を増やし
腸内環境を整えたり、悪玉コレステロールを低下させたり、
メタボにも効果があるとのことです。
そんなお茶カテキンの効果的な摂り方
とはなんでしょう？
番組では、深蒸し茶をすり鉢で２グラムの
お茶葉を少量のお湯とともにペースト状になるまで擦って
２００ミリリットルのお湯を注ぎ茶こしで越して飲む
といいということです。
しかし、もっと効果的な摂取方法はないのかということですが、
ミルで粉茶にしたら
カテキン以外にβカロテンやビタミンＥがお抹茶ぐらいに
摂取できるということが判明しました。
私は早速ネットでミルが出来る機械を取り寄せ毎日せっせとミル茶を
摂っています(笑)。
実は番組では掛川市の３０歳以上の男女に協力してもらい、
二重盲検法という医学実験で行われる厳密な方法で、
一方はお茶の濃厚エキスの入ったカプセルを摂ってもらい、
片方はでんぷんなどが入ったニセモノのカプセルを３か月間
飲み続けてもらい変化を見たのです。
すると本物を摂取したグループは、は悪玉コレステロール値が
平均９．０２減少してさらにウェストも平均１．８６センチ低下したのに
対して、偽物グループは変化が無かったそうです。
また、お茶を飲む習慣がない人に１０間お茶を飲んでもらったところ
腸内の善玉菌が１０％程度増えたそうで、
飲むのをやめたら元の戻ったということです。
いずれにせよ、お茶を特にミルにして摂取していけば
ガンや認知症やメタボのリスクが抑えられそうですので、
積極的にしていきたいものです。