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さんまのレシピと美味しいさんまの健康効果とは

   

なんとさんまはトビウオの仲間だったんです。

このさんまは冷たい海水を好むようで秋になるとオホーツク海の方から南下してきます。

また春になる頃に北の海に戻るという回遊魚ですが、この時期に各地で水揚げされます。

旬は9月~10月にかけて油が乗ったころがおいしくて栄養もたっぷりということになります。

一大産地は北海道や東北が有名ですが、和歌山や明石で作られる灰干しさんまも高級でおいしいということです。

さて、さんまにはどんな健康効果があるのでしょうか?

エスキモーには動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病が極端に少ないということで、その食生活を調査しました。

すると、彼らの食生活を見るとアザラシや背の青い魚などを主に食べているのが原因だったということです。

一般的に背の青い魚は別名「光りもの」とも呼ばれアジ、サバ、イワシ、サンマ、カツオなどが健康にいいといわれています。

このことは、エスキモーの食生活から見てもそのことが証明されています。

背の青い魚にはエイコサペンタエン酸(EPA)を多く含んでいます。

つまり、さんまなどを常日頃食べることにより、生活習慣病、特に動脈硬化を防ぎ、血液サラサラ効果も見込めるそうです。

この血液サラサラ効果は高血圧症も緩和されるということですからメタボ対策にもなるんです。

さらに、歌にもある「さかなさかなさかな~魚を食べると~あたまあたま~頭がよくなる」という効果。

これはドコサヘキサエン酸(DHA)という物質の作用だそうですが、認知症の緩和にも効果がありそうと研究されています。

このDHAの摂取は血中の中性脂肪量を減少させ、心臓病の危険を低減する作用もあるということです。

落語の演目「目黒のさんま」にあやかって目黒駅前商店街では毎年9月の日曜日(2015年は9月20日) JR・地下鉄目黒駅東口の商店街で友好都市の宮城県気仙沼市から提供される5000匹のさんまが焼かれ無料でふるまわれ、落語の殿様のように美味しく食べることができます。

 

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さて、さんまという魚は、生活習慣病の予防にピッタリの食材ですし、美味しいということですが、どのような料理法があるのでしょうか。

 

その1.焼き魚

焼き方には、直火の遠火という方法になります。
まず魚に2か所程度平行に包丁を入れるか、×に包丁を入れます。
塩をして、あとは、直火の遠火で少し焦げ目が出るくらい両面焼けば出来上がりです。

 

その2.さんまのかば焼き
材料
さんま     1尾
料理酒     大さじ1/2(7.5g)
塩       少々
片栗粉     適量
○醤油     小さじ1(18g)
○みりん    小さじ2(12g)
○砂糖(三温糖) 小さじ1(3g)
白髪ねぎ    適量
青しそ     2枚
作り方
1 さんまを三枚におろし、酒・塩少々につける。
2 ○の調味料を合わせておく。
3 さんまの水気を切り、片栗粉(適量)をまぶす。
4 フライパンに油をしき、さんまの両面焼き2で調味したものをからめる。
5 出来たものに白髪ねぎと青しそを添えて出来上がり。

 

その3.さんまの水煮(味噌煮)

材料
さんま     3尾
塩       少々(なくてもよい)
土生姜     ひとかけ
作り方
1 さんまを頭としっぽを落し、大きさによりますが3つぐらいにぶつ切りにします。
2 土生姜を小口切りまたは針生姜にします。
3 圧力鍋にさんまの切ったものと生姜を入れひたひたの水を入れます。
4 後は蓋をしっかりとして沸騰したら弱火で15~20分で完成。
5 味噌煮の場合は味噌を溶き入れて煮て、熱いうちに溶いた味噌を追加します。
6 内臓は取って煮るのが普通ですが、好みで内臓を入れたままでもいけます。

 
 
 

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