圧力鍋で大根の煮物を作る!超簡単動画レシピとは?
圧力鍋
圧力鍋は大根の煮物やシチュー等煮込む料理には
うってつけな調理器具です。
その圧力鍋は、密封した鍋に水分があるものを入れて、
加熱すると、水分が蒸発して水蒸気となり、逃げ場
が無いため、だんだんと鍋の中の圧力が高まります。
水は0℃で凍り、100℃で蒸発すると言う事になって
いますが、これは、1気圧の時の話で、たとえば、富士山
等気圧が低い所では、水は100℃より低い温度で
沸騰しましが、気圧が高くなると、沸点が上がり、100℃
以上に沸点が上がります。
さて、圧力鍋ですが、鍋の中の気圧が上がり、それに
つれて、温度も上がって来ます。
2気圧になると鍋の中の温度は約120℃と高温になり、
2.5気圧になると約128℃にもなります。
このような高温で具材が煮られると、野菜などは細胞壁
が早く崩れ、肉などはタンパク質た繊維が早く柔らかく
なったりする効果があります。
このため、圧力鍋を利用すると、短い時間で、柔らかく
なったり、一般の調理より少ない水分で調理できて、食材
に含まれる水溶性の栄養分の損失が少なくて済みます。
早いということで調理時間は、3分の1~4分の1ぐらいに
なりますが、ことこと煮るようなものは高温になったら火を
止めて予熱だけで調理ができます。
圧力鍋使用上の注意点
破裂寸前の圧力鍋
圧力鍋の仕組みは加熱して、鍋の中の水を蒸発させて
圧力がかかって、高温で煮炊き出来るという単純なもの
ですが、加熱しすぎると圧力鍋の圧力が高くなりすぎて
圧力鍋が破裂する恐れがあります。
その破裂させないように、圧力逃し弁というものがついて
います。
圧力鍋には加圧出来るように十分なスペースが必要で、
まめなど煮ると容積が増えるものは、いっぱいに入れる
事の無いようにする必要があります。
同じく牛乳など泡立って吹きこぼれるようなものとか、
カレーやシチュウなど粘性が高いようなものや、膨らむ
練り製品などは、圧力弁を誤作動させたり、管を詰まらせたり
するので、あまりたくさんの量は入れないなど配慮が
必要です。
圧力鍋で作るイカとサトイモと大根の煮物
圧力鍋で作るイカとサトイモと大根の煮物
以下は4人分のレシピです
材料
いか 2杯
大根 1/2本
サトイモ 10個
水 300㏄
ほんだし 小1/2
醤油 大2
砂糖 大2
みりん 大2
酒 大2
作り方
①イカは胴は1㎝幅、足は食べやすい大きさに切ります。
②大根は2㎝幅に切って皮をむきイチョウに切ります。
③サトイモは皮をむき塩でもんでぬめりを取って3分ほど
ゆがき水に取ります。
④圧力鍋に、サトイモ以外と調味料を入れ5分圧力をかけて
自然に圧力が抜けるまで置きます。、
⑤これにサトイモを加えて、3分程度加圧します。
⑥圧が抜けたら、ふたを開けて醤油で味を調え中火でさらに
3分煮込んで出来上がりです。