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お雑煮のいわれと、関西風・関東風のお雑煮の作り方(動画あり)

   

お雑煮

 

お雑煮のいわれ

 

お雑煮はお正月に食べるものですが、一家そろって朝に

簡単に作れるものですが、各家庭でその内容が違ったり

しています。

 

同じ土地の人と結婚する場合は、さほど問題にはなりませんが、

現代は、学校や就職で地元を離れて、そこで知り合って結婚する

と言ったこともよくあります。

 

奥(旦那)さんが作ってくれる毎日の食事も、育った家庭の

味で、ちょっと違うな!ろ感じることも多いようですが、この

お雑煮は、特に日本の真ん中から見て右に住んでいるか、左に

住んでいるかで、まったく違った物となる場合が多いのです。

 

事実我が家でも、この現象が起こっており、方やお澄まし風で、

方や白みそ仕立てと出汁そのものが違うのです。

 

このお雑煮と言うもののいわれと言う事は、良くわかっていない

そうで、今から700年ほど前の室町時代のものの本に雑煮と言う

言葉が出てくるそうです。

 

そして、どうも武家の習わしとして、雑煮があったようですが、

後世になって、庶民の文化となっていったようです。

 

なお、ダジャレのような話ですが、尾張藩を中心とした東海地方の

武家宅では小松菜のようななっぱを入れた雑煮を食べてました。

 

これは菜(=名)を餅(=持ち)上げると言った意味で食べられて

いたそうです。

 

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関西風お雑煮の作り方

白みそのお雑煮

 

関西地方では、お雑煮と言ったら、焼かない丸もちと

白みそ仕立てが正月の定番です。

 

材料(4人前)です。

大根         80g     金時にんじん     40g

里いも        8個     だし汁(昆布)     4カップ

西京みそ       120g     薄口しょうゆ     適量

丸もち        4個      花かつお       適量

 

作り方

大根とにんじんは輪切りにします。

里いもは皮をむき、下茹でしておきます。。

鍋にだし汁を入れ大根、にんじんを入れ、火が通ったら里いもを加えます。

西京みそを溶き入れ薄口しょうゆで香りをつけます。

器に茹でた丸もちを入れ出汁と具材を入れ花かつおをのせます。

なお、柔らかい餅が好みの場合具材と一緒に煮るといいです。

また、かまぼこなどを入れるとなおいいです。

 

関東風お雑煮の作り方

関東風お雑煮

 

材料(2人前)です。

ごぼう     1/2本    人参      1/4本

大根      1/3本    三つ葉     4枚

かまぼこ    1/4枚    鶏肉      80g

板昆布     1枚      鰹節      適量

塩       適量      醤油      適量

もち      4個      ゆずの皮    少々

 

作り方

ごぼう、ニンジン、大根は5ミリ程度の千切りにして

下ゆでしておきます。

三つ葉は軸の部分をゆでて2本束ねて結わきます。

かまぼこは板から包丁で剥がし、切るときに波型にします。

鶏肉は一口大に切って下ゆでします。

鍋に水500㏄とこぶを入れ中火で沸かしますがこぶは沸騰手前で

引き上げます。

次に鰹節を入れ一煮たちさせ、出しをクッキングペーパーでこします。

煮汁を鍋に空けて鶏肉を入れ塩と醤油で味を調えます。

餅をこんがりと焼きお椀に入れます。

餅の後にゆでた野菜や鶏肉三つ葉かまぼこを入れ最後にゆずの皮を
包丁でそぎ取ったものを乗せてできあがりです。

 

 

ちなみに我が家では、関東風が多いのですが、最近は白みそ仕立て

が出てくるようになりました。

 

 

 

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