金メダリスト羽生結弦選手と弓弦羽神社の意外な関係
弓弦羽神社がにわかに有名になっています
羽生結弦選手がソチオリンピックで金メダルを見事獲得しましたが、
兵庫県にある弓弦羽神社と関係が深いと言いますが、なぜでしょう?
弓弦羽神社とは兵庫県神戸市東灘区御影郡家2丁目12-1にある神社です。
神社歴史によれば神功皇后の三韓征伐からの帰途、忍熊王が挙兵した
ことを知り、この地で弓矢・甲冑を納めて熊野大神に戦勝を祈願した
ところ、戦には大勝し、それより後は諸々の願い事は、全て御心の
ままに叶ったと言います。
延暦年間(782年 – 805年)に弓弦羽の森が神領地と定められ、また
嘉祥2年(849年)、社殿を造営し遷座して現在のものとなりました。
地名を見ると分かる人もいるかと思いますが、ここの地はかの有名な
灘五郷で、日本酒の大手蔵元が沢山あり、この神社では新年に菊正宗、
白鶴、剣菱の奉納した樽酒がふるまわれます。
また、酒造メーカーの醸造祈願祭も行われます。
この神社では熊野大神の御神徳により、「厄除開運・家内安全・諸願成就」
または近年ではみちびきの御神徳により、「交通安全守護・恋愛成就」
の宮としてお願いが叶うようです。
弓弦羽神社とフィギュアスケート羽生結弦選手の関係
羽生結弦選手はフィギュアスケートで2010年世界ジュニア選手権優勝をして、
2012年世界選手権銅メダリストとなった宮城県仙台市泉区出身のスケータです。
羽生結弦選のファンが羽生結弦(はにゅうゆずる)と弓弦羽神社(ゆづるはじんじゃ)
と読み方が似ていることから、この神社に絵馬を奉納するようになり、
東日本大震災の後羽生結弦選も東北復興を願い、この神社に訪れて、
絵馬を奉納したと言う事です。
今回のソチオリンピックでは、その技が期待されていますが、その昔
戦が対戦したと言う故事にあやかってか、若い女性が絵馬を奉納
しに、大勢来ているのです。
その甲斐もあって羽生結弦選手はソチオリンピックのフィギュアスケート
において、ショートプログラムは前人未踏の100点越えの点数で
総合では280.09点という高得点で見事金メダルでした。
弓弦羽神社の戦には大勝しということも幸いしたのでしょうか、
やはり日頃の努力が報われたといえるでしょう。