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正月だるまの高崎だるまとだるま弁当

   

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正月だるまは縁起物

 

禅宗の開祖と言われているのは、達磨大師でその座禅の姿をあらわした置物

いわゆるだるまと言うものです。

 

このだるまは、はりこなどで作り、主に赤を基調とした彩に黒や金色で字などを

書き入れて、目ん玉は白地のままにしてあります。

 

このだるまは南向きに置くのが正解で、その場合太陽は左目の方から昇って

来て、右目の方向に沈んでいきます。

 

古来仏教では、東の方角は繁栄とかこれから昇ると言ったプラスのイメージが

ありますが、西は沈む(死も意味する西方浄土)方向になります。

 

また、赤い色は魔除けの意味があり、お祝いの席などでは服や食べ物に至って

赤色が欠かせず、様々な病や災いは赤色を持って防げると考えられいます。

 

この目ん玉の白地は、なんかの祈願(叶いたいこと)がある場合、だるまの

左目(向かって右)に黒目を墨で書き入れ、真ん中に小さく白を残すように

します。

 

つまり、左目を入れると言う事は、今まさに東から気分も高揚して何事かが

叶えられようとしていることを表しています。

 

祈願(叶えたいこと)が実現できた暁にもう片方の目に墨を入れて、両目に

します。

 

だるまの有効期限は、その年1年限りで、年が明けると、だるまは返納して

新しいだるまを購入します。

 

このようないわれがあるので、だるまで有名な、群馬県高崎とか東京の昭島

の拝島大師とか神奈川の川崎大師などでだるま市が立つのです。

 

なお、選挙の時にテレビのニュースでだるまの目入れが映ることがありますが、

選挙の時は、いつからかは定かではないものの、だるまの右目に墨を入れて

当選の暁には、左目に墨を入れます。

 

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ある当選者のだるまの目入れ

 

 

高崎だるまとだるま弁当

少林山七草大祭だるま市

 

高崎だるま

 

ここ群馬県高崎市で作られるだるまは年間約170万個で全国の生産量の約8割

ここで作られると言う事です。

 

この高崎で作られるようになっただるまですが、200年ほど前に起こった天明飢饉の

後の黄檗宗少林山達磨寺の九代東嶽和尚は、心越禅師の描かれた達磨大師の図を

手本に木型を作り、農家の副業に張り子だるまを作らせ、七草大祭に売らせたところ

評判となり今日の隆盛をみるに至ったと言う事です。

 

上は高崎だるまで、写真は合格になっていますが、この腹文字も変えられて、

脇文字も変更出来ると言う通販です。

大きさも色々揃っていて、名入れした会社名のだるまを配ってもいいと思います。

 

だるま弁当

だるま弁当復刻版(1300円)

 

正月の縁起物ではありませんが、高崎だるまにちなんで高崎弁当株式会社が

1961年(昭和35年)に陶器の容器のだるま弁当を発売して、その後現在の

プラスティック容器のだるま弁当に替わりましたが、2000年(平成12年)には

子供向けにハローキティのだるま弁当を売り出し、2006年(平成18年)には

当時の容器を模した復古だるま弁当を発売しましたが、この製品は群馬県産の

材料のみで作られているそうです。

 

なお、だるま弁当は高崎駅以外に東京駅・上野駅・大宮駅でも購入可能です。

 

だるま弁当(1000円)

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同社HPより

豊富な山の幸を使った群馬の特色を活かした普茶料理風のお弁当です。

 

ハローキティのだるま弁当(900円)

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同社HPより

高崎名物のだるま弁当が形も中身もキティちゃんのだるま弁当になりました。

 

復古だるま弁当(1300円)

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同社HPより

群馬県産の材料にこだわり、陶器のだるまを復活させました。

 

 

 

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