こたつ布団の賢い選び方
最近のこたつ
こたつは昔からありなんとなく優しい暖房器具と思って、
いるのは私だけではないと思います。
部屋中を暖める暖房は電気ストーブやガスストーブ、エアコン、
石油ファンヒーターなどが活躍しますが、燃焼系は部屋の空気が、
汚れるので、定期的に換気が必要になります。
その点電気を利用した器具では、空気の汚れを気にする必要は
ありませんので、メリットはあります。
小さな子供がいる場合などは、部屋全体の暖房にすることに
なりますが、今の世の中省エネが叫ばれていることもあって
こたつの暖房が見直されています。
やはりこたつは部屋全体を暖めないので、電気代も仮に1日に
10時間付けても使ったとしても30円程度で1か月900円
程度に計算上はなりますが、使用方法ではもっとかかる場合も
あります。
こたつといった場合、昔の家の作りで掘りごたつもありましたが、
最近の家では、あまり見かけません。
たいていは、置こたつで赤いランプ状の電気ヒーターか、セラミック
温風ヒーターがついたものが大半です。
さて、この写真のように、電気こたつは、このままでは暖房器具と
して使っても熱が逃げてしまいますので、この電気こたつに
こたつ布団を掛けてやる必要があります。
こたつ布団の賢い選び方
こたつ布団とついている商品が何でもいいのか?って問題ですが、
出来れば、保温効果があり、耐久性にも優れているものを賢く
選びたい物です。
やはり保温効果で結構電気代も変わってきますので、まずは
この点に注意したいものです。
まず大きさですが、これは製品に何センチ×何センチが良いと
書かれていますから、その指定されたものを選びます。
次に、外側の生地ですが、値段が安いものは、ポリエステルが
100%のものになりますが、耐久性を見ると値段は高くなりますが
どうしても綿100%がおすすめです。
中には綿ポリ混紡と表示した製品がありますが、値段は少し安く
なりますが、毛玉ができやすいのであまりお勧めできません。
最後は中の生地になりますが、値段が安いものはやはりポリエステル
100%になりますが、ポリエステルは吸水性と保温性に劣り、
すぐに薄くなり、さらに静電気も起こりやすくほこりを吸い寄せて
あまりお勧めはできません。
こたつには猫がつきもの
昔からあるのは綿100%のものですが、こちらは保温性に優れて
いますが、値段的にも高くて重たいといったデメリットがあり、
放湿性が低いので、定期的に干さなければいけないと言う事です。
一番お勧めなのは、キュプラ系(人造繊維)でできた中綿です。
これは軽くて柔らかく吸放湿性も高く、吸湿発熱性があり、さらに
静電気が極めて発生しにくいといったいいとこずくめですが、ちっと
高いのが難点です。
こたつ布団の賢い選び方と言う事では、外側の生地には綿100%の
物で中綿にはキュプラ系(人造繊維)でできたものが一番いいのです。