こどもの日の柏餅の由来と美味しい柏餅動画レシピ
こどもの日の柏餅の由来
子供の日と言うのは、だれでもご存じのように毎年5月5日と
なっています。
元来、5月5日は端午の節句と言って、男子の健やかな成長を
願うと言う行事が行われていました。
1月1日や3月3日、5月5日、7月7日、9月9日と言った奇数月の
月と日が同じ数字の日は、季節の変り目として節句と言う
特別な日になっています。
大正時代に、児童を愛護すると言う意味で、子供の日を
祝日にしてほしいと言う請願を国会に出され、国会もそれに
応じて、日にちを募ると5月が多く、現在の5月5日を子供の日
とすると言う事が法律で決まりました。
このような訳で、端午の節句の日がたまたま子供の日と重なって
いるので、特に子供の日だから柏餅を食べると言ういわれでは
無いようです。
端午の節句は桃の節句の女子の成長を祝うと同じく男子の成長を
祈願すると言うものです。
男子ですので、丈夫で強く成長してほしいと言う事で、兜などの
飾り物をします。
さて、端午の節句ではなぜ柏餅を食べるかと言う事ですが、
柏という木になる葉っぱですが、さくらなど秋になると葉が
落ちますが、この柏の木では、新しい葉っぱが出てくるまで
今ある葉っぱが落ちないと言う性質があり、この事がつながる
と言った意味合いに理解され、家系がつながるつまり子孫繁栄
の意味合いがあるのです。
美味しい柏餅動画レシピ
材料(8個分)
●米粉 150g ●熱湯(60℃ぐらい) 130ml
●水溶き片栗粉 片栗粉大1 を水大1.5で溶いたもの
●粒あん 200g ●市販の柏の葉 8枚
●片栗粉 適量
作り方
●ボウルに米粉を入れて、60℃のお湯を注ぎへらで混ぜた後手でこねます。
●耳たぶの硬さになったら棒状にして10等分します。
●次に1㎝厚さより薄く円形に延ばします。
●これを蒸し器に布を敷いてその上に乗せて10~20分強火で蒸します。
●蒸す間に餡を8等分して丸めておきます。
●蒸し上がりを乾いた布巾にとりこねます(たまに氷水で手を冷やす)。
●こねた後氷水に入れてた後水溶き片栗粉を入れ10分以上こねます。
●こねた後棒状にして8等分して綿棒で楕円形に広げていきます。
●広がった皮に餡を入れて包み柏の葉でさらに包みます。
●これを蒸し器で10分程度蒸せば出来上がりとなります。
こどもの日には手間でもこういったものを作りたいものです。