果物酵素の作り方
果物酵素とは
最近ＯＬなどで人気が出ている果物酵素ですが、この
酵素とは、生き物が生命活動をするうえで酵素によって
生きていけると言っても過言ではありません。
まず、食物を食べると、消化酵素がでて、腸などで吸収
しやすいように消化されて、栄養が体内に吸収されます。
たとえば、良く脂肪燃焼効果が高い●●とか言いますが
実際体の中で脂肪に火をつけて燃やしているのではなく、
これも酵素によって脂肪が分解されていく過程でエネルギー
が生まれるのです。
このように、我々は酵素によって生かされているのですが
酵素も物質（タンパク質の一種）ですから、酵素とか
材料を取り入れなくてはいけないのです。
そこで、簡単手軽に果物で濃い酵素液を作って、摂取
すれば、いろんな効果が期待できます。
家庭で作る場合、火入れはしないので生のままの酵素が
摂取できるので、市販で流通しているもので清涼飲料水と
書いてあるものは火入れしていますので、違いが判る
かもしれません。
果物酵素の作り方
果物酵素ジュースを作りますが、作り方はいたって
簡単なんです。
まず、材料ですが、自分の好きな果物や野菜でも良いので
それらを、皮つきで出来るだけ細かく切ります。
その際の果物や野菜は新鮮なものでなくて、少々古く
なったようなものでも構いません。
なお、果物などの刻み方ですが、小さく刻んだ方が
発酵が早まります。
この後、果物などの重さとほぼ同量の甜菜糖を広口
ビン（梅酒を浸けるもの等）に果物等と一緒に入れて
蓋をして室温で置きます。
2日程度置くと表面に白い泡が出てくるので、1日に
１回素手でかきまぜます。
この素手でかきまぜるのですが、石鹸で綺麗にするとか
アルコールで殺菌するとかはせずに、手が汚れている
場合は、軽く水洗いするぐらいにしてください。
これは、手にいる常在菌が発酵を促すのにいい影響を
与えてくれるからです。
夏場は1週間程度で、冬場は10日ぐらいで完成です。
完成した果物酵素はガーゼなどでこして、生ジュース
等に入れて飲みます。
このように何かで薄めて飲むのが基本ですが、酵素と
言う事で、ホットドリンクとして飲むのは、酵素の効力が
無くなりますのでお勧めできません。