ジャガイモの人気レシピはこれだ!
ジャガイモのジャガって何?
ジャガイモは植物学上ナス科ナス属の植物と言う事でなんと、
ジャガイモはなすび仲間
だったのです。
南米アンデス山中の高山地方が原産らしく、この地のジャガイモの、
野生種は改良された日本のものとは違って芋は小さく不不揃いです。
さて、農林水産省のHPを見ると、ジャガイモはアンデス山中から
15世紀の終わりごろにヨーロッパに伝わり18世紀には広く
ヨーロッパに広がりました。
一方日本へは、ヨーロッパとは別ルートで、南ア地方を経由して、
ジャワに伝わったものが、17世紀の初めに日本に入って来たようです。
そこで、ジャガイモのジャガですが、
ジャワから来たジャワイモが、いつの間にかジャガイモに
なったと言われています。
さて、ジャガイモは、デンプンの原料としても利用されるように
でんぷん質が豊富の食材ですが、ただ注意することがあります。
ご注意!ジャガイモには毒があります
それは、ジャガイモを温度の高いところに保存すると、芽が出て
来ます。
この芽やイモの緑色をしたところにはポテトグリコアルカロイド
という植物毒が出てきます。
この部分を食べると量にもよりますが神経に作用する毒性を持ち、
溶血作用、頻脈、頭痛、嘔吐、胃炎、下痢等を呈します。
普通のジャガイモにもこの植物毒は含まれていて、可食部100g
あたり1.5㎎ですが、200~400 mgで中毒となります。
まあ、普通のジャガイモは1.3㎏~2.6㎏を一度に食べることは
ありませんので、心配はありませんし、皮の部分をむくと実の部分
にはほとんど毒はないそうです。
そんな中でジャガイモの人気レシピでかつ
簡単に作れるものを、ご紹介します。
ジャガイモの簡単レシピを紹介
その1 定番のジャガバター(2人分)
材料
ジャガイモ 2個
バター 20g
塩 少々(岩塩があればなおよし)
コショウ 少々
作り方
①ジャガイモは水で洗った後、皮をむいて大きめのひとくち大に切り、
水にさらします。
②バターに塩(できれば岩塩を砕いたもの)を混ぜておきます。
③小さめの鍋に、ジャガイモを入れひたひたの水を入れ竹串が通る
ようになるまで10分程度中火にかけます。
③ゆであがりましたら、お湯を捨てて、遠火で水分を飛ばします。
④水分がなくなってくるとジャガイモの表面は粉を吹いたように
なりますので、これを器に盛り塩バターを乗せて出来上がりです。
ちょっとバリエーションになりますが、今回は単純にバターを
乗せただけでしたが、このバターを味噌バターに変えるとまた
一味違ったものになります。
みりん 小1
味噌 小2
バター 10g
作り方は、塩バターに変えて、みりん、味噌、バターを混ぜ粉を吹いた
ジャガイモに鍋でからめたら出来上がりです。
その2 ジャガイモのお焼き(4人分)
材料
ジャガイモ 2~3個
カタクリ粉 大2.5
小麦粉 大2
溶き卵 1個分
塩 少々
ニラ 1/3束
干桜エビ 大1.5
ベーコン 1枚
白菜のキムチ 20g
ごま油 大1
みりん 小2
酢 大1
砂糖 小1
醤油 大1
唐辛子 少々(好きなだけ)
ごま油 小1
作り方
①ジャガイモは皮をむいてすりおろし、ボウルに入れて、小麦粉、片栗粉、溶き卵、
水、塩を加えよく混ぜ合わせます。
②ニラは3㎝の長さに切りそろえ、ベーコンは2㎝の長さにし、キムチも同程度
に切ります。
③上記の具材に干桜エビもボウルに入れよくかき混ぜます。
④なお、干桜エビとニラとベーコン毎に生地を作るほうが良いかもしれません。、
⑤フライパンにごま油を入れて、生地を焼いて出来上がりです。
⑥タレはみりん、酢、砂糖、醤油、唐辛子、ごま油を混ぜてこれにつけて頂きます。
その3 肉じゃが(4人分)
材料
ジャガイモ 大6個
肉 300g
玉ねぎ 1個
人参 2本
いんげん 10本程度
酒 大4
砂糖 大4
醤油 大8
水 4カップ
作り方
①ジャガイモは皮をむいて1口大に切り5分ほど水につけます。
②玉ねぎはくし形に切り、いんげんはゆでて置きます。
③鍋に油を大さじ1を熱し、玉ねぎを入れいたまってきたら、肉を入れて
色が変わってきたら、ジャガイモ、ニンジンを入れて炒めます。
④水を加え、強火で煮立て、中火にして砂糖、みりん、酒を加えて
5分くらい煮ます。
⑤醤油を加え、落し蓋をし、て煮汁がほとんどなくなるまで煮つめます。
⑥最後にいんげんを乗せれば出来上がりです。
なお、具材には入れませんでしたが、糸こんにゃくも好みで
入れてみてください。
ジャガイモの健康効果
ジャガイモの健康効果は昔からいろいろ言われてきております。
特に胃潰瘍や高血圧、腎臓病(むくみ)などには、すぐれた効果を
発揮するといわれています。
これらの効果を得るためには、ジャガイモをすりおろして、絞り汁
を作ります。
その絞り汁にぬるま湯を加え湯呑1杯を朝晩飲むといいと言います。
さらに効果が得たい場合は、ジャガイモカーボンというもの小さじ
1杯程度毎日飲めば2週間程度で潰瘍が改善するとのことです。
ジャガイモカーボンとは、ジャガイモの絞り汁を土鍋で水分が
無くなるように煮詰めさらに火にかけて混ぜると焦げてきますが、
その焦げの部分がカーボンです。