ホットカーペットと電気こたつの電気代どちらがお得?
ホットカーペットとは
ホットカーペットとはカーペット状の物に電熱線を表面に入れ込んで
発熱させて暖を取る器具で電気カーペットとも呼ばれます。
ホットカーペットには清掃がやりやすいといった特徴を持った
電熱線がカーペットと分離が出来るものもありますが、電熱線が
一体となったて外せないようなものもあります。
しかし、このような一体型タイプのもでも、カーペット用クリーナも
開発されていますので、差はあまりないとも言えそうです。
猫もホットカーペットで気持ちよさそう
ホットカーペットはそのカーペットのほぼ全体で発熱しますが、
半分だけ通電してあたたかくなるといった製品もあります。
ただ、このようにセーブ運転が出来ても、発熱帯から熱が
出ますが、人が座っていない部分からも熱が逃げますので、
ちょっと効率が悪い感じはします。
電気カーペットと電気こたつそれぞれの特徴
まず電気代を考える前に電気カーペットと電気こたつの
メリットやデメリットを見ていきましょう。
どちらとも共通なメリットは電気で発熱させるため、燃料の
補給といったことや、燃焼による空気の汚れなどもなく、
スイッチ一つであたたかくなるといったことです。
電気こたつの特徴としては、こたつに入ればぬくぬくですし、
みかんや焼き芋が食べたくなります。
デメリットとしては、こたつを置くスペースが必要でその分
部屋が狭くなり、掃除もしづらく、猫に占領されるといった
ことがあります。
一方電気カーペットですがカーペットに接している体の部分は
ジワーッとほのかにあたたかくなり、掃除機もかけられますし、
毛布などを掛ければこたつのようになりますが、あまり寒い分には
むかないといったことがあります。
電気カーペットVS電気こたつ電気代はどっちがお得
電気代の比較は、そんなに難しいことではありません。
使用ワット数に使用時間数と時間当たりの料金を掛ければ算出が
出来ます。
まず電気こたつですが、使用中ずーっと同じワット数で運転しては
いません。
電気こたつは、サーモスタットと言う器具がついていて、こたつの
温度が一定以上になると、電源が切れて、また温度が下がってくると
スイッチが入って運転状態となる仕組みになっています。
一方、ホットカーペットはすごい高温にはならないように温度ヒューズは
ついていますが、こたつのように入り切りの仕組みは無く、運転中は
高~底のつまみで指定されたワットで運転しています。
さらに構造的な欠陥としてホットカーペットは、カーペットの
全体(半分運転のものもありますが・・)で発熱しますが、部屋全体を
温めるといった強いものでもないので、無駄な発熱部分があります。
電気代だけの比較では、同じワット数とすると、運転の仕方も異なって、
電気こたつは1か月あたりホットカーペットより2000円以上
安くなるようです。
なお、電気カーペットも電気こたつも床に接する部分からも熱は
逃げますので、アルミ箔などで加工した敷物とか分厚い絨毯の上とか
で使用するなど工夫すれば、電気代にもプラスになります。