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ぼたん鍋は丹波篠山が有名!そのレシピとは?

      2016/06/30

ぼたん鍋の本場丹波篠山のイノシシ祭り

ぼたん鍋とは

photo

 

くえ鍋とかアンコウ鍋とか、素材の名前の鍋料理があります。

 

ぼたん鍋は写真の牡丹を鍋料理にしたものではなく、これは

イノシシの肉を鍋にしたものですが、シシ肉を大皿に牡丹の

ように盛り付けることからぼたん鍋という粋な名前となり

ました。

 


丹波篠山のぼたん鍋用肉(冬場に購入できます。)

 

事の始まりは兵庫県篠山市二階町の老舗旅館「近又楼」と言う

所の先代当主佐々木章夫氏が、猪肉を「ボタンの花」のように

並べて売り出したことが始まりといわれています。

 

一説にはもう少し古い時代からあったという説もあるようですが、

いずれにしても、明治以降にできたようです。

 

明治時代、肉食禁止が解かれると、兵庫県の篠山町でみそ仕立て

のぼたん鍋の元祖が生まれたようで、当時陸軍歩兵部隊第70連隊

というのが、篠山に駐屯していましたが、彼らが丹波の味噌仕立て

のシシ鍋が美味いと全国に広めたと言われています。

 

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なお、イノシシの肉は上の写真のように脂身がしっかり付いていますが、

豚の脂身と違って、本当にさっぱりとしていますので、一度食べると

病み付きになるかも(笑)。

 

ぼたん鍋といえば丹波篠山

ぼたん鍋美味しそう!!

 

イノシシは丹波篠山だけに生息しているわけではなく、北海道

の一部を除くと、ほぼ日本全国に生息しています。

 

東京の都会でもイノシシが出たとニュースになるくらいあちら

こちらにいますが、その中でも3大名産地として、岐阜の郡上、

静岡の天城山、そして丹波篠山があげられます。

 

丹波篠山のシシ肉はは、軍人によってその美味しさが全国に

広められ、そのイノシシと言えば、起伏に富んで岩山など

険しい山地で育ち肉質が良く、さらに丹波では気候に恵まれて

山の幸が豊富で、それを食べるイノシシの肉質は天下一品と

なるのです。

 

イノブタとは

参考ですが、イノシシとその仲間の豚を掛け合わせて、そのまんま

と突っ込みが入りそうなネーミングのものがあります。

これは、人工的ではなく自然界にも交雑でできているものもありと

いうことですが、人工的に和歌山県の畜産試験場で

取り組んでいて、あっさりしていて臭みがなく、癖がない中にも風味があって

歯ごたえがよく、脂は特に口の中でとろけるような滑らかで、甘みがあり大変

おいしいということで、すさみ町やみなべ町で特産品として取り組んでいる

そうです。

イノブタが手軽に手に入るようになれば、この食材で鍋を作ってみてもいいかも!

 

ぼたん鍋のレシピ

 

特別な作り方があるのかと思っていましたが、実は丹波篠山でも、ぼたん鍋の

作り方は一緒でした!

 

以下は4人分のレシピです

 

材料

シシ肉       800g(ぼたん鍋用スライス)
ネギ        1/4株
白菜        大2
しいたけ      4個
ごぼう       1本
水菜        1把
えのき       1把
豆腐        1丁

みりん       大2
酒         大3
味噌        大4
かつおだし     5カップ
生姜の絞り汁    大1
作り方

①野菜は食べやすいようにざく切りにします。

②土鍋にかつおだしを入れて、煮えにくい野菜から入れていきます。

③シシ肉を鍋に入れます。

④次に出汁用の調味料を入れて肉などをぐつぐつと煮込みます。、

⑤豆腐やえのき、シイタケや水菜を入れてさらに煮込みます。

⑥好みで生姜の絞り汁を入れて味を調えます。
 
 

 
 
 

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