メタボリックシンドロームの改善や予防方法
メタボリックシンドロームの改善と予防方法
メタボリックシンドロームの諸悪の根源は、内臓脂肪が付きすぎて
いることにより、脂質異常をきたし動脈硬化を発症し数々の病気を
引き起こしています。
原因としては、いわゆる食生活の欧米化で高カロリー食があげられ
現代社会のストレスも加わりつい過食となってしまいます。
さらに、自動車の利用や公共交通機関の発達により、昔より歩くことが
少なくなり、建物ではエレベーターやエスカレーターもあり、便利な
物に頼ってしまっています。
この高カロリー食物の過食と運動不足とストレスが3大原因ですので
これを解消していけば、メタボリックシンドロームの改善につながり、
また予備軍の人には予防になります。
メタボの改善や予防の食生活
メタボの改善や予防を真剣に考える場合は、まずは減量に取り組む
べきです。
ただ、減量と言ってもたとえば80㎏の人が60㎏まで過酷な
ダイエットをしなければいけないようなことではなく、目的は
内臓脂肪の減少にあります。
内臓脂肪は、皮下脂肪と異なり、比較的容易に落とすことが可能
なのです。
ただ、ネット上によくある減量目標は5%となっているところが
多いのですが、平成21年4月15日の筑波大学が発表した論文では
3か月程度の短期間でメタボを改善するためには8~13%の減量を
する必要があるそうで、70㎏の人では6~9㎏も減量目標となり
ます。
食事制限でダイエットを行うことになりますが、極端に食べない
とか、コンニャクだけとか、置き換えダイエットとかには体重を
落す効果はありますが、このようなダイエット方法の欠点は、
筋肉が細ってしまうことにあります。
今注目されているサルコペニア肥満となる可能性が高くなり
やはり、きちんと栄養を摂り、総カロリーで調整するような
ダイエット方法がよいのです。
メタボの改善や予防の運動
メタボの改善や予防でまずは、極端な食事制限や置き換えダイエット
ではなく、普通の食事を少し制限するようなダイエットが良いのですが
後は、運動の習慣をつけることになります。
なるべく階段を使ったり、一駅前に電車やバスを降りて歩くのも
良いのです。
ただ3日坊主にならないようにしなくてはいけません。
当サイトのおススメはスロージョギングです。
スロージョギング
福岡大の田中宏暁教授が考案されたようですが、ためしてガッテンなど
メディアで紹介もされていましたので知っている人も多いのでは。
やり方ですが、上の動画にもありますが、大体歩く歩幅の半分ぐらいの
ストライドで、歩く速さ程度のスピードで走ります。
つま先で着地しますが、はねるような走り方はNGです。
このスロージョギングは、瞬発力の速筋は利用せず、持久力の
遅筋を使っての運動で、息が上がることもなく長時間の継続も
苦も無くできます。
10分間を3セット程度毎日すると、血管の若返り、カロリーの
消費はウォーキングの1.6倍、メタボ改善、認知症予防、判断力
のアップ等いいことばかりです。
大学と共同実験をしたハウス食品の1日3粒で試験の時の有効成分の
量が取れ、血管が若返る優れものです。
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