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富士山が世界遺産に登録が決定された

      2016/07/01

13年6月22日プノンペンで開催されているユネスコ(国連教育科学文化機関)の世界遺産委員会が富士山を日本が希望していた三保松原ともに世界遺産に指定しました。

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この申請に先立ち日本では富士山を世界自然遺産で指定される運動をしていたのですが、ゴミ問題などで自然遺産の指定を断念したという過去のいきさつもありました。

1993年法隆寺地域の仏教建造物、姫路城、屋久島、白神山地の登録を皮切りに、2011年の平泉と小笠原諸島が登録されて2年ぶりの登録となり合計17か所が登録となっています。

ちなみに、世界遺産と言っても、文化遺産、自然遺産、複合遺産に分かれ、日本では登録がありませんが文化遺産と自然遺産とがあいまった複合遺産としては、マチュ・ピチュ(ペルー)、カッパドキア(トルコ)、泰山(中国)など20数件が登録となっています。

危険遺産リストと言って後世に残すことが難しくなっているか、残せない強い懸念が存在する場合はこのリストにも登録され、

これも日本にはありませんが、スマトラの熱帯雨林遺産や、イギリスの海商都市リヴァプール、シリアの古代都市ダマスカスなど、

風化したり、商業化や内戦などで危機に瀕している遺産が2013年現在44か所リストされています。

 

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日本の世界遺産は文化遺産として、法隆寺地域の仏教建造物、姫路城、古都京都の文化財、白川郷・五箇山の合掌造り集落、

原爆ドーム、厳島神社、古都奈良の文化財、日光の社寺、琉球王国のグスク及び関連遺産群、紀伊山地の霊場と参詣道、石見銀山遺跡とその文化的景観、

平泉-仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群、富士山-信仰の対象と芸術の源泉(三保松原含む)が登録されています。

 

一方日本の世界遺産の自然遺産は、屋久島、白神山地、知床、小笠原諸島となっています。

 

文化遺産として京都と奈良が登録されていますが、街は大きいのでどこが対象かというとが気になります。

 

まず京都では以下の17の寺や神社が該当します。

賀茂別雷神社(上賀茂神社)、賀茂御祖神社(下鴨神社)、教王護国寺(東寺)、清水寺(地主神社を含む)、延暦寺、醍醐寺 (三宝院)、仁和寺、平等院、宇治上神社、高山寺、西芳寺(苔寺)、天龍寺、鹿苑寺(金閣寺)、慈照寺(銀閣寺)、龍安寺、西本願寺、二条城。

 

奈良では8箇所の寺院等が登録されていて次の通りです。 東大寺(正倉院を含む)、興福寺、春日大社、元興寺、薬師寺、唐招提寺、平城宮跡、春日山原始林 。

 

世界遺産に登録された数々のものですが、そっとしておいてあげたいと思いますが、しかし足を運びたいとも思います。

まずは近くの京都や奈良の遺産めぐりをしてみたいと思いますが、富士山は上るのではなく安倍川餅を食べながら、三保の松原近辺から眺めるほうがいいのでは。

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