台風の目と運動会！その必勝法とは？
台風の目とは
台風の目と聞くと、鼻があったり、口が
あったりするのではと思いませんか？
まあ、そのようなものはありませんが、
上の写真のように台風の中心にぽっかりと
穴が空いていて、見た目が目のように
なっているので台風の目と言われます。
私は長い人生で１回台風の目の通過を
経験したことがあるのですが、それまで
暴風雨が吹き荒れていたのが、急に止み、
青空が見えたのです。
これで台風が去って台風一過の秋空に
なったと思っていると、時間的にはそう、
１５分ぐらいだったか、また曇ってきて
暴風となったのです。
今となれば、良く覚えていないのですが、
物の本では、台風の目が通過した場合、
風向きはそれまでと反対になるとのこと。
下手な図ですが、北半球では台風は時計まわり
となっていますので、自分のところを台風の
目が仮に南北に通過すると、それまでは西寄りの
風だったのが東よりの風に変わります。
台風の目の成り立ち
上の図のように熱帯低気圧として積乱雲が
発達してだんだんと大きくなります。
次に大きくなってもどこまでも上空には行けず
対流圏限界まで発達します。
そこで上空は気温が低いので、空気が冷やされ
重くなり、下降気流となって下りてきます。
地球が回転していますので、北半球では時計回りの
渦となって、このような台風の目になります。
勢力が強い台風ほど台風の目はくっきりと
しますが、日本に上陸したりして勢力がだんだん
と弱くなり温帯低気圧となるころには台風の目
はなくなっています。
台風の目とその必勝法
実は運動会の競技に台風の目というのが
あるんですね。
その競技は３メートルほどの棒を４人ぐらい
で持って走るのですが、途中にコーンが３つ
ぐらいおいてあって、そのコーンを中心に
ぐるっとまわります。
リレー形式なのですが、棒を持って帰って
来ると、待っているものはジャンプします。
ここで必勝法を伝授します。
学校だけでなく、町内会や会社でも参考
になりますよ。
１ まず短距離走のタイムが同じ程度のもの
が１チームになります。
２ コーンを廻るときには出来るだけ
小さな円で回るように全員できるだけ
中心に寄る。
３ 戻ってきたらジャンプをしますが、待っている
ものは前列にできるだけ詰めます。
これで楽々必勝となります(笑)。