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あんこう鍋と言ったら茨城県!どぶ汁とは?

   

あんこう鍋のあんこうとは

あんこうは日本近海の水深100~300mの砂や

泥地に生息していて、その姿はグロテクスです。

 

口が大きく主に小魚やプランクトンを食べて

いますが、中には小さなサメ、スルメイカ、

カレイ、蟹、ウニ、貝などを食べることも

あり、さらに海面まで浮上して海鳥を捕食

することもあるそうで、記録ではペンギン

も食べられていたとのこと。

 

まあ、何でも食べるので美味しくなるんでしょう!

 

 

そのあんこうですが、ちなみに、1本物の

価格ですが、数キロ程度の小ぶりののもで

大体1キログラム当たり1500円前後

していますが、6キロ以上の大物になると、

希少価値も手伝って、キログラム当たり

の値段は倍ぐらいなっているようです。

 

ちなみに、あんこう料理で使われるのは

全部メスのあんこうでオスは商品価値は

無いということだそうです。

 

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あんこうの7つ道具とは?

上の動画は、あんこうの吊るし切り

の様子ですが、実は、あんこうは

上の動画のようにさばいた後に残る

骨以外全部食べれられるのです。

 

また、皮やひれにはコラーゲンが

豊富で女性にも人気です。

 

あんこうの7つ道具

1. だい身(身の部分、柳肉とも呼ぶ)

2. 肝(あんきも)

3. ぬの(卵巣)

4. とも(胸びれ・尾びれ))

5. 胃(水袋とも呼ぶ)

6. えら

7. 皮

 

あんこう鍋のレシピ

 

以下は、一般的なあんこう鍋のレシピです。

 

材料(4人分)

あんこう身   300g~300g(あん肝の入ってるもの)
昆布出汁    5~7g(顆粒のもの)
味噌      100g~150g
白菜      1/2株
白ネギ     1本
豆腐      1丁
しいたけ    適量(しめじでも可)
人参      1本

 

作り方

①あんこうの身は軽く塩をして30分置く。

②アン肝を土鍋で乾煎りします。

③水1500㏄、味噌、みりん、顆粒だし、お酒、醤油などを
加え味を調える。

④湯引きした、あんこうや野菜、お豆腐の身を鍋に入れ火にかける。

⑤おろしショウガを少し加えると臭みが消えます。

 

上記は味噌仕立てのレシピでしたが、

高級な料亭などでは醤油仕立てが

好まれるとのこと。

 

上の動画はあんこうのどぶ汁仕立

という料理です

この料理はあんこうの肝を炒めて

出汁で割りますが、そのにごり方が

どぶろくに似ていると言うことで

どぶ汁の名になったとか。

 

なぜあんこう鍋と言えば茨城県なのか?

あんこうは、上の説明のとおり

日本近郊の主に太平洋側に生息

していますが、特に親潮と黒潮が交わる

鹿島灘海域はプランクトンが豊富で、

この海域で獲れて、久慈漁港や平潟漁港で主に

水揚げされている常磐物と言われるものは

築地市場で上物とされています。

 

このようなわけで、大消費地東京に近く

ブランド物が水揚げされる茨城県の

特産となったというわけです。

 

 

 

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