桜餅と柏餅との違い美味しい桜餅動画レシピ
桜餅と柏餅との違いとは
桜餅と柏餅の違いって見た感じはお餅を包んでいる葉っぱは
桜の葉っぱと、柏の葉っぱと違うだけのように見えるかも
しれませんが、実は葉っぱだけの違いだけではないのです。
見た目の違い
●桜餅
桜の葉っぱを塩漬けしたもので餅を包んである。
●柏餅
柏の葉っぱを塩漬けしたもので餅を包んである。
このように見た目の違いと、お餅の材料も違っているのです。
柏餅のお餅の材料は上新粉と言うコメの粉を使って作ります。
ちなみに上新粉とはうるち米を精白し、水に漬けて粉砕して
乾燥して作ります。
原料にもち米が入らないので、粘りやまろやかさよりも歯ごたえの
強さがあり、みたらしだんごや柏餅に最適であります。
これに対して桜餅では、関西風と関東風で材料が異なります。
関西風の桜餅
●道明寺または道明寺餅とも言う
大阪府藤井寺市の道明寺で最初に作られたと言う道明寺粉といわれる水に浸し蒸したもち米を干して粗めにひいた物を、水を加え蒸したものに食紅と砂糖をまぜて餅にしたもので餡を包みます。このためもち米が荒く挽かれてある為粒粒の食感があります。
関東風の桜餅
●長命寺または長命寺餅ともいう
東京隅田川の向島の長命寺で作られたと言う事で、この名前があり、餅の材料は小麦粉が主で上新粉等を使う事もありますが、この小麦粉に砂糖と食紅水を混ぜていわゆるクレープ状にフライパンなどで焼き上げたもので、餡を包み桜の葉っぱで包んだものす。
美味しい桜餅動画レシピ
関東風の桜餅(長命寺)
材料(2人分)
●薄力粉 20g ●砂糖 小2
●白玉粉 8g ●水 40㏄
●食紅 少々 ●水 小1/8
●粒あん 80g ●桜の花塩漬け 4
●サラダ油 少々
作り方
●粒あんはあらかじめ4等分しておきます。
●桜の花の塩漬けは水の中で振り洗いして塩を抜きます。
●白玉粉に水20㏄を加え泡立て器で溶き食紅を入れ砂糖と薄力粉と
残りの水を加えます。
●しっかりと混ぜた後フライパンにサラダ油を敷きしっかりと拭いた後に
生地を楕円形に延ばして裏表を焼きます。
●最初に焼いた面を外側にして餡を巻きます。
●桜の花の塩漬けを飾って出来上がりですが、花に替えて葉っぱで
包む方が一般的です。
関西風の桜餅(道明寺)
材料(20個分)
●道明寺粉 200g ●水 300g
●食紅 適量 ●砂糖 30g
●桜の葉塩漬け 20枚 ●こしあん 400g
作り方
●道明寺粉に食紅を溶いた水を加え15分程度置きます。
●これを容器を布巾で包んだ蒸し器で15分ぐらい蒸します。
●蒸している間にクッキングペーパーで葉っぱの水きりをします。
●蒸しあがった道明寺粉に砂糖を混ぜて冷めたら20等分します。
●これでこしあんを包んでさらに桜の葉っぱで包んで出来上がりです。
好みの問題はありますが、関西風は京都などでも出される桜餅
ですので、歯触りとともに上品さがあります。
なお、桜餅や柏餅の葉っぱを食べるか残すかを迷うことがありますが、
特に決まりはなく、食べたい場合は食べ、残したい場合は残せば
なんら問題はないようです。