玉ねぎの健康効果は血液サラサラで生活習慣病さようなら
玉ねぎの健康効果
玉ねぎは、料理する時に涙が出るくらい、何かの成分がありそう
ですが、大きく分けると涙が出る成分の硫化アリル系とポリフェノール
のケルセチンの2つになります。
ケルセチンの効果
ケルセチンは植物フラボノイドの一種で強い抗酸化作用があります。
ケルセチンは、LDLコレステロールの酸化を防ぐことで、動脈硬化症
血栓症、血行促進、心臓病などに効果があります。
また細胞のDNAへのダメージを抑えることで、ガンの予防に
その抗酸化作用が期待されています。
ハウス食品と広島大学の共同研究で、「タマネギエキスの継続摂取が
血管を柔軟にし若返らせる効果がある」という事実が臨床試験で
実証されました。
臨床試験では、ケルセチン51mg(玉ねぎ200g相当)を毎日
1ヶ月摂取して、血管内皮機能を示すFMDの値を比較すると
摂取前と比べると31%程度改善していました。
つまりこの事は、「血管年齢」を実年齢よりも若く保つことが
可能だということです。
硫化アリルの効果
硫化アリルは、血液をサラサラにすることにより、血栓の
防止効果があります。
さらに、善玉コレステロールを増やし、悪玉コレステロールを
減らすので、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞を防ぐ効果もあります。
また、免疫力を高めガンの発生を予防する効果、発ガン物質の
生成を抑える効果、殺菌効果、ビタミンB1の吸収を助け疲労回復を
助ける効果もあります。
シクロアリイン
硫黄を含んでいるアミノ酸のシクロアリインは玉ねぎを加熱したとき
増える無味無臭の成分です。
熱することにより、含硫アミノ酸イソアリインからシクロアリインに
変換されます。
シクロアリインは肝臓にある脂質をまとめ血中に出す作用がある
ミクロソーム転送タンパクという酵素の働きをさまたげて
血中のコレステロールや中性脂肪を減らす働きをし、これにより、
動脈硬化や脂肪異常症、肥満などの予防に効果的です。
玉ねぎは中高年の救いの神
上記のように、玉ねぎのいろんな薬効で、言わゆるメタボ対策に
もってこいで、高血圧症や脂質代謝異常や糖尿病の予防や
動脈硬化など血管系の病気の予防と多方面に亘り効果的です。
ただ、ハウス食品と大学の臨床試験でも毎日200gの玉ねぎを
摂取すると言ったことが必要ですので、現実はなかなか難しい
と思います。
そこで、サプリメントの利用となります。
大学と共同実験をしたハウス食品の1日3粒で試験の時の有効成分の
量が取れる優れものです。