クリスマスケーキの由来って?
クリスマスイチゴのキャンドルケーキの作り方
クリスマスケーキの由来って
クリスマスってキリスト教のイエス・キリストの降誕(誕生)を
お祝いする祭りのことです。
したがって、早い話がキリスト教の人がイエス・キリストの誕生日を
祝い、バースデーケーキを食べることが由来と言う事になります。
特に、イギリスやフランスなどはキリスト教徒が多くいますので、
この地方で盛んになったようです。
ただ、現在の日本のような、丸い形をしたデコレーションケーキでは
無かったようです。
歴史的にはイギリスでは、ミンスパイというドライフルーツから
つくったミンスミートと言うものを詰めたパイがクリスマスに
食べられるのです。
出来た当時はきざんだ肉(ミンチ)も中に入れて生地のてっぺんに
小さな像を入れてパイを焼いていたとの事ですが、清教徒革命を経て、
現在ではミンチ肉は無くなり、リンゴや干しブドウやかんきつ類などの
みじん切りを砂糖やブランデー・香辛料などで煮込んだものを詰めています。
イギリスとは変わってフランスではビュッシュ・ド・ノエルと言って
木を型ちどったロールケーキのようなものが、クリスマスに食べられます。
一説では、クリスマスのお祝いに暖炉で夜通し木を燃やしたことから
来ているというものや、北欧の古い宗教的慣習から来ていると言った
説もありますが、このケーキでは、クリームなども使用されていて、
普通のケーキと言ったところです。
ちなみにノエルとはフランス語でクリスマスの事で、ビュッシュとは
木とか丸太ろ言った意味です。
さて、わが日本となると、ジングルベルとクリスマスケーキは年末の
風物詩になっていますが、このようになった火つけ元は、実は、1922年に
不二家と言うところがクリスマスケーキを初めて発売したことによります。
日本のクリスマスケーキですが、キリスト教信者の数は圧倒的に少ない
ので、宗教的な意味合いは無く、商業ベースに乗せられているという事
ですが、丸い形でデコレーションのようなものは韓国も同じようになって
いますが、この国も日本と同じ課程を歩んでいると思います。